[ケヤキ・庭石訴訟]元助役らに7億円賠償命令 福岡地裁

 福岡市の人工島事業に絡んで起きた「ケヤキ・庭石事件」で有罪判決を受けた3被告に、事業を進めている市の第三セクター「博多港開発」が計約7億8000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が16日、福岡地裁であった。増田隆久裁判長は3被告に約7億800万円の支払いを命じた。 提訴されたのは、元市助役で博多港開発社長の志岐真一(72)=2審で懲役3年の実刑判決▽元市議、西田藤二(58)=2審で懲役1年8月の実刑判決▽元常務、大庭樹(70)=2審で執行猶予付きの有罪判決=の3被告。3被告はいずれも商法違反(特別背任)の罪で起訴され、現在いずれも上告中。 訴えによると、同社は「利用計画のないケヤキと庭石を購入させられた」と主張。99年購入のケヤキ300本=3億1500万円▽00年購入の庭石1万トン=3億5910万円▽01年購入のケヤキ100本9975万円――と、▽ケヤキ保管管理費約202万円▽庭石警備費約381万円――を求めていた。 刑事事件の福岡高裁判決(09年4月)によると、3被告は99〜01年、ケヤキ計400本と庭石約1万トンを宮崎市の材木会社などから約7億7500万円で購入し、博多港開発に損害を与えた。取引には西田被告の関連会社が介在し、約3億8500万円の利益を上げた。【和田武士】

パナソニック、ストラーダチュー ン搭載のAV一体型ナビ3機種を発表

写真拡大パナソニック、ストラーダチュー ン搭載のAV一体型ナビ3機種を発表 写真一覧(7件) パナソニック オートモーティブシステムズ社は16日、ルート探索や地図表示、案内の詳細設定が可能な新機能「ストラーダチューン」を搭載した車載ナビゲーションステム『ストラーダ』の中核モデル「ミドルクラス」の3機種を発表した。発売は6月下旬を予定している。新ミドルクラスの目玉は「ストラーダチューン」だ。ルート探索時の道幅や抜け道・有料道路などの優先度を設定できる「ルートチューン」、音声案内の頻度やオン・オフを調整する「ガイダンスチューン」、そして地図色・文字サイズなどユーザーの好みに合わせた設定ができる「マップチューン」の3つのメニューを用意。それぞれの設定内容や度合いは視覚的にも分かりやすく配慮されており、ナビゲーション画面かワンタッチでストラーダチューンへアクセスできる。AV機能ではCDリッピング時のコーデックに「CD音質」(ロスレス)録音モードを新たに搭載。60GBの大容量HDDを採用し、ロスレスモードでも多数の楽曲を収録できる。また、音響システムには好評を博している「音の匠」に、Sクラスで採用している「快適メモリーミュージック」モードをミドルクラス専用に再チューンして追加。圧縮音源でもメリハリのあるクリアなサウンドを実現したほか、イコライザー調整も可能とした。操作面では、純正ステアリングスイッチやDSRC車載器との連携を実現。ステアリングスイッチ対応はアダプタ不要で、ナビ画面から各ボタンのファンクションを割り当てる学習型としている。また、従来のモデルでも対応済みのGoogle Maps/Yahoo! 路線・地図アプリ連携も引き続き採用。“おでかけストラーダ”による登録でカスタムPOIのインポートを可能としている。ラインナップは1DIN+1DINのインダッシュタイプ「CN-HX910D」、2DINタイプは「CN-HW890D」「CN-HW860」の2機種。910Dおよび890DはBluetooth内蔵となる。価格はいずれもオープン価格だが、パナソニックでは市場価格をHX910Dが28万円前後、HW890Dが21万円前後、HW860Dは20万円前後と想定している。

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